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カスハラ対策の義務化まで半年。最新の調査結果から見る「今」すべきこと

カスハラ対策の義務化まで半年。最新の調査結果から見る「今」すべきこと

お知らせ

人事担当者の皆さま、こんにちは。まさき社労士事務所の佐藤正樹です。

近年、ニュース等でも大きく取り上げられている「カスタマーハラスメント(カスハラ)」。東京都が公表した最新の「令和7年度 カスタマーハラスメントに関する実態調査」の報告書から、企業の現状と対策のポイントを分かりやすく解説します。


1. 職場の約4社に1社でカスハラが起きている

調査によると、過去1年間でカスハラに関する相談を受けた、あるいは見聞きしたことがある企業は25.5%にのぼります。 特に「医療・福祉(47.0%)」や「サービス業・娯楽業(43.7%)」など、お客様と直接接する業種では、約半数の企業が問題を認識している状況です。

2. 最大の被害は「従業員の心のダメージ」

カスハラによって企業が受ける損害の第1位は、「従業員の仕事への意欲・やりがいの低下(77.0%)」です。 さらに「離職(15.5%)」や「休職(8.5%)」といった深刻な事態も発生しています。単なるクレーム対応の負担だけでなく、大切な人材を失うリスクとして捉える必要があります。

3. 取り組み状況と具体的な対策

現在、カスハラ防止対策に取り組んでいる企業は全体で38.5%ですが、1,000人以上の大企業では82.3%と、対策が急ピッチで進んでいます。

具体的に取り組まれている内容の上位は以下の通りです。

  • 相談窓口の整備(65.7%)
  • 実態把握のための調査(52.9%)
  • 被害を受けた従業員のケア(50.9%)

まだ対策がこれからという企業様は、まずは「相談しやすい環境作り」から手をつけるのが現実的です。


佐藤からのアドバイス

2026年10月からは、改正労働施策総合推進法により、すべての企業に対してカスハラ対策が義務化されます。施行まで残された時間は半年を切りました。

カスハラ対策は、単にお客様を拒絶するものではありません。「理不尽な要求から従業員を守る」という企業の姿勢を示すことで、従業員の安心感につながり、結果としてサービスの質や定着率の向上に寄与します。

「何から始めたらいいか分からない」という場合は、マニュアルの作成や就業規則の整備など、まずはできるところから準備を進めていきましょう。

引用元:東京都「令和7年度 カスタマーハラスメントに関する実態調査」 https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/toukei/employment/kasuhara_r7/


まさき社労士事務所 社会保険労務士 佐藤正樹 TEL: 080-2965-9846 Email: masaki@310-sr.com

※本情報は2026年4月7日時点で有効な情報です。 ※Webサイト、ブログ、SNS等への無断転載や複製等の行為は禁止しています。

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