厚生労働省は1月23日、令和8年度の年金額、国民年金保険料および国民年金保険料前納額を公表しました。総務省公表の「令和7年平均全国消費者物価指数」に基づき、以下の通り改定されます。
◆令和8年度の年金額改定
令和8年度の年金額は、法律の規定に基づき、国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の引上げとなります。
【令和8年度の年金額例(月額)】
・国民年金:70,608円(+1,300円)
※ 昭和31年4月1日以前生まれの方は、月額70,408円(対前年比+1,300円)となります。
・厚生年金:237,279円(+4,495円)
※ 平均的な収入で40年間就業した際の、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な給付水準です。
今回の改定では、物価変動率(3.2%)が名目手取り賃金変動率(2.1%)を上回ったため、現役世代の負担能力を考慮した「名目手取り賃金変動率」を基準に算出されました。ここから「マクロ経済スライド」による調整(国民年金▲0.2%、厚生年金▲0.1%)が行われ、最終的な改定率が決定しました。
◆国民年金保険料と国民年金保険料前納額
国民年金保険料は名目賃金の変動に応じて毎年度改定されており、令和8年度および令和9年度の額は以下の通りです。
【実際の保険料額(月額)】
・令和8年度:17,920円(+410円)
・令和9年度:18,290円(+370円)
【令和8年度 保険料前納額】
・6か月前納の場合:106,300円(口座振替)、106,650円(現金納付)
・1年前納の場合:210,530円(口座振替)、211,220円(現金納付)
・2年前納の場合:417,150円(口座振替)、418,510円(現金納付)
【参考】令和8年度の年金額改定についてお知らせします
令和8年度における国民年金保険料の前納額について