働きがいのある職場づくり、始めませんか?

こんにちは!まさき社労士事務所です。
今回は、最近注目が高まっている「働きがい」と「エンゲージメント」についてお話しします。

「働きがい」ってなぜ大事?

働きがいのある職場では、従業員が仕事の意義や面白さを感じ、前向きに働ける環境が整っています。
これにより、企業には 生産性向上・人材の定着・採用力の強化 というメリットが生まれます。
厚生労働省の調査では、働きがい向上に取り組んだ企業の多くが「定着率の向上」「チームワークの強化」「業績向上」などの効果を実感しているそうです​。

「エンゲージメント」って何?

最近よく聞く 「エンゲージメント」 という言葉には、主に2つの意味があります。
🔹 ワークエンゲージメント = 仕事に誇りを持ち、熱意をもって取り組める状態
🔹 従業員エンゲージメント = 会社の目標や理念に共感し、貢献したいという気持ち

つまり、 「仕事が楽しい!」と感じること も、「この会社の一員であることを誇りに思う」 ことも、どちらも働きがいに直結する大切な要素なのです​。

企業ができる6つの取り組み

働きがい向上のために、企業ができることは意外とシンプルです。
以下の6つのポイントを押さえるだけで、大きな変化が生まれるかもしれません。

現状の把握(1on1やアンケートで従業員の声を聞く)
柔軟で快適な労働環境の整備(労働時間の見直し、テレワーク導入など)
仕事の意義や面白さを伝える(会社のビジョンや業務の目的を共有)
企業と従業員の方向性の一致(経営理念の共有や対話の促進)
納得感のある評価・処遇(公正な評価制度の導入)
能力・キャリア開発の支援(研修やキャリア相談の充実)

働きがいの向上は、従業員のモチベーションアップだけでなく、 会社全体の成長にもつながる 重要な取り組みです。
「うちの会社も取り入れてみたい!」と思ったら、まずは 「現状の把握」 から始めてみませんか?

📌 参考:厚生労働省「働きがいのある職場づくりのための支援ハンドブック」(2025年3月発行)​

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佐藤まさき
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